スター選手

どの球団にも「スター選手」というのは存在する
それは実績がある選手だから「スター」であるはずだ
まぁ新庄選手のような選手は特例としても彼には彼なりの
パフォーマンスという絶対の武器がある
(もちろんそれなりの実績も残してますよね)

昨日鳥谷選手はやっと調子が出て、あわやサイクル安打!というところだった
彼に最終打席が回る可能性があった9回表の攻撃の場面
打順良く3番アンディからも凡退で1死無走者
兄貴がヒットで出塁し1死1塁
この日も不調の誠っちゃんは凡退で2死1塁となってしまった
好調濱ちゃんの打球は微妙な三遊間への当たり
1塁は無理でも2塁封殺かと思われたところ
走者兄貴は全力疾走で間一髪セーフ
兄貴にはめずらしく大きなジェスチャーをしていた
(スライディングした後に塁に立った際に大きく手を広げて塁審にセーフをアピール)
いくら鳥のサイクルがかかっているとは言え
9−5と大きくリードしてて、それほど無理はしなくても良い場面
そんなこんなで鳥にはサイクルがかかった最終打席が巡って来た
んで結果は....
初球を当てに行ってショートゴロ....
鳥は別段悔しさを表に出す事もなく1塁に走った
(天を仰ぐとかバットやヘルメットを地面に叩き付けるなんてことは一切無かった)
あえなくサイクルは「無しよ」

泣かせるのが試合後の兄貴のコメント
「アイツ(鳥)にはスターになってもらわなアカンから。だから、一生懸命走ったんやないか」
かっこいいね〜男だね〜
俺の妄想だけど
コメント以外にも自分は移籍選手でなおかつ連続イニング出場をさせてもらってる
って気持ちもあってあの激走をさせたと思うんよね
鳥ファンには申し訳ないけど、鳥はまだスター選手じゃない
兄貴も言っているくらいだからそれは間違いない
だからこそ昨日はあの場面で何がなんでもヒットを打って欲しかったし
打てなかったなら打てなかったなりの悔しさを表に出して欲しかった
それだけのお膳立てを周りの選手や首脳陣、球団、ファンがしてくれている
それなのにあの淡々としたヒーローインタビューは俺には物足りなかった
開幕して1ヶ月が経つが鳥の成績はスターはおろかレギュラーとしても物足りない
好調な藤モン、セッキーを使えるのに彼らは併用で鳥はあくまでショート固定
これだけ恵まれた選手も珍しいと思う
だからなのかもしれないが昨夜鳥が凡退した時に残念という気持ちがあった反面
まだまだサイクルなんて達成してほしくないという一種の安堵感みたいのがあった

レギュラーは与えられてもスターは与えられるものではないと思う
たった1つのプレーだったけど鳥はスターの称号までも与えられようとしている
12球団見渡してこんな好環境を与えてもらってる若手選手なんているのかな?
そりゃ期待の若手選手が数度チャンスを与えられることはどこでもある事だろう
でも鳥の場合、ほぼ2年レギュラーの座を与えられている
はっきり言えば彼だけ若手で競争が無い
将来どういう選手になりたいのか?させたいのか?俺にはわからないけど
若いんだからもっと必死さ、ひたむきさがあったほうがいいと思うんだよね
あと細かいことだけど2ストライクをとられるとガクッと落ちる打率も
なんとかしようよ鳥谷くん.....

もっと書きたい事はいっぱいあるけど、まだ始まったばかりだからこのへんで....

横浜銀行さまさまですな!ところで今日は天気が心配....
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