ラボエ その2

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「コマンドラボエ その2」のご案内です
こちらは雑誌
「Mac fan」「Mac People」2011年9月号( 7/29 発売)
に掲載でした
この頃、まだ「部長さん」に名前がありませんでした
部長さんのキャラが妙に頭に残り
後に「猿田部長」と命名しました
会社の上司、家族、親戚に猿田部長さんのような方いませんか?
こういう間違いをするのは高齢の方が多かったと思うんですが
最近は若い層にも目立つようになりました
少なくとも筆者の周囲には沢山おります
いくら指摘しても、しばらくすると元に戻っちゃうんですよね、、、
一度そう覚えてしまうとなかなか変わらないようです
それではまた次回、またこの場所で…
久々に復活させました!ご協力よろしくお願いします!
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ラボエ その1
ごぶさた致しております
更新が滞っておりまして、申し訳ございません
11月半ば頃より、かなり立て込んでおり
休日返上にて営業させていただいております
現在のような社会情勢のなか
私共のようなショップにご依頼をいただけることは
非常に有り難いことでございます
感謝申し上げます、ありがとうございます
タイ洪水被害によりHDDを中心とした流通の乱れもあり
ご対応が遅れているお客様におかれましては
多大なご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません
お詫び申し上げます
ご不明な点がございましたら、
お手数ですがお問い合わせくださいますよう
よろしくお願い申し上げます
ご存知の方も多いと思いますが
私共の雑誌広告
「Mac fan:毎日コミュニケーションズ」
「Mac People:アスキーメディアワークス」
におきまして「コマンド*ラボエ」という4コマ漫画を掲載させていただいております
(*「コマンド」は機種依存文字のため表示できず)
以前当ブログでも「ラボエさん」というキャラをご案内致しましたが
試行錯誤、紆余曲折を経て臼倉若菜さんという漫画家さんに
作画していただいております
現在書店には 2011.11.29 発売・各誌2012.1月号 が並んでおり
「その6」が掲載されております
同居猫の「スーさん」、ちょっとクセのある上司「猿田部長」などを交え
ラボエさんの Mac な日常をお送りしております
準備が整いましたので「コマンド ラボエ その1」を
ブログに公開させていただきます、紙媒体以外では初公開です
オリジナルは各誌 2011.8月号 6.29発売に掲載でした
ご意見、ご感想をお待ちしております
ラボエさん共々 ALab. を今後ともよろしくお願い致します

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実はこの頃、まだ猫に名前がありませんでした
故スティーブ・ジョブス氏由来の「スー」にしようかと考えていたところ
臼倉若菜さんが筆者もお世話になっているS氏のことを
「スーさん」と呼称されていたのが個人的に”ツボ”でして
それを頂戴させていただきました
最近の iMac, MacBook Pro は SD カードリーダーが搭載されておりますが
光学ドライブと SD カードスロットの位置が近く
特に iMac は上下に隣接しております
実際にあった例ですが、お子様が親のマネをして
SD カードを iMac に読み込ませようと
光学ドライブスロットに入れてしまったことがありました
マンガでもご紹介してますとおり
この種の作業はかなり高額になってしまいます
iMac を分解*し、光学ドライブを摘出して
さらに状況によっては光学ドライブも分解しなければなりません
また光学ドライブが故障してしまっている場合は
光学ドライブを交換しなければなりません
当然のことながら、たとえ保証期間内でも
ユーザーの間違った使用方法による故障、不具合ですので
保証の対象外、有償修理となってしまうのです
ご注意ください
*「iMac の分解」と書くのは簡単ですが
液晶パネルを外す必要がありますので
結構難易度の高い、面倒な作業になります
流通混乱
連日タイの洪水が報道されております
日系企業も甚大な害を被っているようです
パソコン関連企業もかなりの被害のようで
日本の市場でも HDD などのパーツ供給に
影響が出始めております
しばらくの間は価格、納期が不安定になることが予想されます
予めご了承下さい
緊急のご報告まで
店主
iMac の故障傾向 その3完
今回はいよいよ Intel iMac です!最終回です!
が、その前に世代のおさらいをさせてください
そもそも「世代」とはなんぞや?と調べてみると
「同時期に存在し、同系統の様式である、機械類の型」大辞林
とあります
ここまでに分類してきたのは
・第1世代:初代ブラウン管型
・第2世代:ブラウン管型 DV モデル
・第3世代:iMac G4
・第4世代:iMac G5
・第4.5世代:iMac G5 iSight
でした。
この分類の流れですと初代 Intel iMac は第5世代ということになります
ですが、ご存知のとおり筐体そのものは
4.5世代の iMacG5 iSight と同一です
背面のポートが若干変更になっただけで
正面から見ただけでは第4.5世代と第5世代は区別できません
内部構造も第4世代→第4.5世代のような全面的な変更はありませんでしたので
分解方法は第4.5世代と第5世代はほとんど同じ手順です
極端な表現をすれば CPU を除けば「同系統の様式」なんです
まぁどうでもいいことなんでしょうが
この頃の世代はちょっとややこしいんですよね
すいません、前置きが長くて。
ということで今回は「5代目 Intel iMac」からのご案内です
外観は iMac G5 iSight と全く同じ樹脂筐体で画面の大きさが2種類
CPU は他のモデルに先駆けて Intel Core Duo を搭載されました
5代目 Intel iMac(2006.1〜)
Early 2006 モデル
MA199J/A Core Duo / 1.83Ghz / 17inch
MA200J/A Core Duo / 2.0Ghz / 20inch
いよいよ Classc がサポート外となり
ユーザーはかなり混乱していた記憶があります
もうあれから5年以上が経つんですよね、、、。
Intel 化ということで、もう Mac / Apple とはおさらばだよ!
なんて言葉を吐き捨てていたユーザーは今頃どうされているんでしょうね〜
2006.9 には早くも CPU が Core 2 Duo にアップデートされました
Late 2006 モデル(2006.9〜)
MA710J/A Core 2 Duo / 1.83Ghz / 17inch
MA589J/A Core 2 Duo / 2.0Ghz / 17inch
MA590J/A Core 2 Duo / 2.16Ghz / 20inch
世代分けの判断が難しいのが 2007.8 に登場したアルミ筐体モデルです
特徴としては本体の裏側(背面)が黒い樹脂製です
現行に近いアルミ筐体の最初のモデルです
中身よりも外観が全く異なるので第6世代としたいと思います
6世代 Intel iMac (2007.8〜)
Mid 2007 モデル
MA876J/A Core 2 Duo / 2.0Ghz / 20inch
MA877J/A Core 2 Duo / 2.4Ghz / 20inch
MA878J/A Core 2 Duo / 2.4Ghz / 24inch
液晶パネル価格の下落もあり、
下位モデルが20インチ(旧17インチ)
上位モデルが24インチ(旧20インチ)へとアップグレードされました
初めて24インチを使用した時に感じたのは画面の「大きさ」「光沢」です
輝度が高く、光沢があるのでかなり目が疲れました
数時間画面を見てるとウサギさんのように真っ赤になっていました(今もそうですが)
2008.4 にはメモリの規格が
DDR2-667 から DDR2-800 へと変更された
Early 2008 モデル(2008.4〜)
MB323J/A Core 2 Duo / 2.4Ghz / 20inch
MB324J/A Core 2 Duo / 2.66Ghz / 20inch
MB325J/A Core 2 Duo / 2.8Ghz / 24inch
MB398J/A Core 2 Duo / 3.06Ghz / 24inch
が登場しました
DDR-800 モデルは1代限りで
次のアップデートは 2009.3 でした
メモリの規格が DDR3-1066 へと移行しました
定例のクロックアップ、アップデートが 2009.3 に行われ
Early 2009 モデル(2009.3〜)
MB417J/A Core 2 Duo / 2.66Ghz / 20inch
MB418J/A Core 2 Duo / 2.66Ghz / 24inch
MB419J/A Core 2 Duo / 2.93Ghz / 24inch
MB420J/A Core 2 Duo / 3.06Ghz / 24inch
と順調に CPU クロックが上がっていきました
次はいよいよ次世代 CPU の登場です
7世代 Intel Mac(2009.10〜)
アルミ筐体にさらに手を加え、背面部分の黒い樹脂部分を
フレーム一体のアールアルミ筐体に変更し、さらに薄くなりました
CPU は最上位モデルのみ Core i5 ( CTO でさらに i7 も選択可)が
搭載されました
メモリも最大で16GB(4GB x 4枚)の搭載が可能となりました
液晶のバックライトもLEDとなり
さらに目に優しくない画面になりました(笑)
画面の大きさは下位モデルが21.5インチ(旧20インチ)
上位モデルが27インチ(旧24インチ)へと進化しました
このころからさらなる円高が進み
日本での Apple 製品の価格が下落した時期でもありました
Late 2009 モデル(2009.10〜)
MC413J/A Core 2 Duo / 3.06Ghz / 21.5inch
MB952J/A Core 2 Duo / 3.06Ghz / 27inch
MB953J/A Core i5 / 2.66Ghz Quad / 27inch
2010.7 には全モデルが Core i シリーズに統一されました
Mid 2010 モデル(2010.7〜)
MC508J/A Core i3 / 3.06Ghz / 21.5inch
MC509J/A Core i3 / 3.20Ghz / 21.5inch
MC510J/A Core i3 / 3.20Ghz / 27inch
MC511J/A Core i5 / 2.8Ghz Quad/ 27inch
この世代からは上位機種にはQuad Core(4コア)CPUが採用されました
Quad モデル+16GB メモリ搭載+SSD 換装等を施すと
旧型の Mac Pro よりも快適に動作する iMac が作れるんですよね
まぁ iMac もついにここまでキタんだなぁという思いでしたね
そして 2011.5 発売の現行モデル
Sandy Bridge マイクロアーキテクチャ Core i5
Thunderbolt インターフェース搭載と
次の世代へと進化しました
8世代 Intel iMac (2011.5〜)
Mid 2011 モデル
MC309J/A Core i5 / 2.5Ghz Quad / 21.5inch
MC812J/A Core i5 / 2.7Ghz Quad / 21.5inch
MC813J/A Core i5 / 2.7Ghz Quad / 27inch
MC814J/A Core i5 / 3.1Ghz Quad / 27inch
以上
ここまで機械的に書いてきましたが、最近の機種って
HDD を交換できないしくみになってるんですよね
正確には物理的には交換可能ですが、交換してしまうと
ファンが暴走するように仕組まれているんですよ
我々修理する側からすると最低最悪です
HDD 交換すら他社にさせない訳ですからね、、、、
こういう傾向は PowerMac G5 の頃からありました
CPU を交換するとファンが高速回転!とか、、、。
もう最悪どころの話じゃないです
それでなくても Apple 製品は扱いにくい商材なんですが
ここまでくると修理はおろか、メンテナンスすら不可能ですからね
私共のようなショップは死活問題ですよ、、マジで、、、。
と愚痴っぽくなってきたところで
故障傾向です
まず全般的に言えることは、今やドライブ類は消耗品です
3〜5年で故障するものと考えた方がよろしいかと思います
重要なデータを扱うのなら、常にバックアップはしておくべきです
個別に見ていきましょう
5代目 Intel iMac (2006.1〜)
Early 2006 モデル
MA199J/A Core Duo / 1.83Ghz / 17inch
MA200J/A Core Duo / 2.0Ghz / 20inch
(2006.9〜)
Late 2006 モデル
MA710J/A Core 2 Duo / 1.83Ghz / 17inch
MA589J/A Core 2 Duo / 2.0Ghz / 17inch
MA590J/A Core 2 Duo / 2.16Ghz / 20inch
は Intel Mac とはいえ4〜5年が経過し
樹脂筐体ということで冷却能力が劣ることもあり
ぼちぼちロジックボードの故障が目立つようになってきました
液晶の表示に異常が出ている不具合も増えているようです
Early 2006 モデルは OSX 10.7 Lion 非対象機種なので
修理と買い替えの判断に迷うところです
6代目 Intel iMac (2007.8〜)
Mid 2007 モデル
MA876J/A Core 2 Duo / 2.0Ghz / 20inch
MA877J/A Core 2 Duo / 2.4Ghz / 20inch
MA878J/A Core 2 Duo / 2.4Ghz / 24inch
2008.4〜
Early 2008 モデル
MB323J/A Core 2 Duo / 2.4Ghz / 20inch
MB324J/A Core 2 Duo / 2.66Ghz / 20inch
MB325J/A Core 2 Duo / 2.8Ghz / 24inch
MB398J/A Core 2 Duo / 3.06Ghz / 24inch
2009.3〜
Early 2009 モデル
MB417J/A Core 2 Duo / 2.66Ghz / 20inch
MB418J/A Core 2 Duo / 2.66Ghz / 24inch
MB419J/A Core 2 Duo / 2.93Ghz / 24inch
MB420J/A Core 2 Duo / 3.06Ghz / 24inch
は登場から2〜3年ということもあり、まだまだ現役バリバリの世代です
HDD の換装が可能な世代なので、もしビジネスで利用されているのならば
大容量の HDD や SSD に交換しメモリを可能な限り搭載し
延命も兼ねたメンテナンスをされてもいい時期かもしれません
まだそれほど修理扱いは多くありませんが
若干ですがロジックボードが弱点のような印象があります
7代目 Intel Mac(2009.10〜)
Late 2009 モデル
MC413J/A Core 2 Duo / 3.06Ghz / 21.5inch
MB952J/A Core 2 Duo / 3.06Ghz / 27inch
MB953J/A Core i5 / 2.66Ghz Quad / 27inch
(2010.7〜)
Mid 2010 モデル
MC508J/A Core i3 / 3.06Ghz / 21.5inch
MC509J/A Core i3 / 3.20Ghz / 21.5inch
MC510J/A Core i3 / 3.20Ghz / 27inch
MC511J/A Core i5 / 2.8Ghz Quad/ 27inch
8代目 Intel iMac (2011.5〜)
Mid 2011 モデル
MC309J/A Core i5 / 2.5Ghz Quad / 21.5inch
MC812J/A Core i5 / 2.7Ghz Quad / 21.5inch
MC813J/A Core i5 / 2.7Ghz Quad / 27inch
MC814J/A Core i5 / 3.1Ghz Quad / 27inch
これらの新しい世代の iMac は
メーカー保証や Apple Care の保証期間内の機種が多く
有償修理をされる方が少ない世代です
「故障傾向」を書ける程のサンプル数がございませんので
コメントは控えさせていただきます
前述のとおり HDD 交換ができない点は、残念としか言えません
iMac の故障傾向は以上です
ここまで書いてみて感じた事は、、、、
「止めときゃ良かった」
です(笑)
こんなボリュームになることは想定しておりませんでした
もっと端折れば良かったんでしょうが
書いてるうちに修理で苦労したことや
お世話になったお客様の事を思い出すたびに
アレやコレや書き加えてしまい
こんな量になってしまいました
その1、その2も加筆・訂正するかもしれませんが
よかったらまた読んでやってください
iMac の系譜というか、雑誌などでは紹介されない
iMac 歴史の側面を少しだけ感じることができるかもしれません
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
それではまた次回、またこの場所で…
iMac の故障傾向 その2
前回は第2世代 iMac DV までのエントリでした
今回は液晶モデルとなった第3世代・iMac G4 Flat Panel からです
第3世代 iMac G4 Flat Panel 2002.1〜
それまでのキャンディカラーとはうって変わり
白一色での展開となり、個性は薄れてしまいました
しかしながら、その形状はビックリドッキリの
とても大胆な「大福」型での登場でした
液晶化ということで、画面部分を稼働アームで自由に動かせる
当時のパソコンとしては、かなり特異な形状を採用し
本体部分の台座が半球形でしたので「大福」以外にも
「まんじゅう」や「ぼた餅」などとも呼ばれていました
この世代の大きな特徴ですが
前期型と後期型で仕様がかなり異なります
前期型は OS9 起動が可能、USB が 1.1、メモリは PC133 規格
後期型は OS9 は起動不可で Classic のみ、USB が 2.0、メモリは DDR 規格
へと進化しました
外見や CPU に変化は無かったもののスペックや仕様が異なりますし
内部の仕様は大きく異なります
オプションの Air Mac カードも前期型と後期型では異なります
さらにOSのアップグレードですが
後期型は OSX 10.5 Leopard までアップグレード可能ですが
前期型は OSX 10.4 Tiger までとなります
iPhone や iPad を利用される方は注意が必要です
この仕様の変化は併売されていた eMac も前後期型で同様でした
これらの特徴から前期型を単に「Flat Panel」
後期型を「Flat Panel USB 2.0」と表記する場合もあるようです
第4世代 iMac G5 2004.8〜
「世代」として分類する場合に、難しいのが「G5」の世代です
まず販売された機種を細かく記載致しますと
カメラが付いていない G5 最初の3モデル(2004.8〜)
これらは単に「iMac G5」と呼称しております
M9248J/A G5 / 1.6Ghz / 17inch
M9249J/A G5 / 1.8Ghz / 17inch
M9250J/A G5 / 1.8Ghz / 20inch
カメラが付いていないマイナーチェンジモデル3モデル(2005.5〜)
これらはセンサーが付いたことから
「Ambient Light Sensor」モデルと呼称されており
最初のモデルとは一応区別されてます
M9843J/A G5 / 1.8Ghz / 17inch
M9844J/A G5 / 2.0Ghz / 17inch
M9845J/A G5 / 2.0Ghz / 20inch
上記6モデルは外見が全く同じなので
一つの世代として括ってもいいと思いますが
次のカメラ付きのモデル「iMac G5 iSgiht」については
メモリの仕様が DDR から DDR2 に変更になり
アーキテクチャが PCI ベースから PCI Express に進化
さらにはあまり変化の無い外観とは異なり
内部構造については全面的に手が加えられ(分解しづらくなりました!)
世代という意味では CPU は G5 のままでも大きく異なるので
iSight モデルについては本来なら第5世代とすべきところでしょうが
販売期間が短かった*ので面倒なんで4.5世代ってことにしておきましょう(笑)
カメラ付「iMac G5 iSight」2モデル(2005.10〜)
MA063J/A G5 / 1.9Ghz / 17inch
MA064J/A G5 / 2.1Ghz / 20inch
*「販売期間が短かった」
2005 WWDC (Worldwide Developers Conference)にて
Macintosh に搭載される CPU は PowerPC にかわり
Intel プロセッサに変更するというアナウンスがありました
iMac は他の機種に先駆けて真っ先に Intel 化されました
Intel Mac 最初のモデル
MA199J/A Core Duo / 1.83Ghz / 17inch
MA200J/A Core Duo / 2.0Ghz / 20inch
が発売されたのが 2006.1.11なので
「iSight」モデルの販売期間はわずか3ヶ月程だったことになります
これは歴代の Mac のなかでも異例の短命モデルです
ただし iMac なので販売台数は少なくはなく
ハッキリ言って希少価値はありません。あしからず。
第4世代の iMac G5 からは光学ドライブが
デスクトップ用トレー式の5インチタイプではなく
ノートパソコン用のスリムドライブ・スロットインタイプに変更になりました
CPU が G5 へ進化し、メモリも最大2GB搭載可能となり本体の処理能力は
大幅に向上しましたが、こと光学ドライブに関しては
読み込み、書き込み速度が落ちてしまいました
薄い筐体になったデメリットの一つでした
長くなりましたので、今回はここまでとしたいと思います
初代〜第4世代までが「レガシー Mac」 とカテゴライズされる場合がございます
CPU が PowerPC で OS9 起動や Classic に対応しているのは
この世代までとなります
「故障傾向」
この世代からモニターがブラウン管から液晶モデルになり
消費電力が減り電源系の負担は下がったはずですが
電源系の故障は減っておりません
後述しますが G5 はむしろ故障率が上がった感もあります
やはり iMac というパソコンの位置づけからか
電源部分に丈夫で信頼性の高いパーツは用いられていないようです
個別に見ていきましょう
iMac G4 Flat モデルはその特殊な形状もあり
半球形の本体底の外周スリット部分には
埃がビッシリと付着しやすい構造です
こちらは空気の流れから、吸い込まれた埃や塵です
また半球形本体の頭頂部、液晶のアームの付け根部分のスリットにも
埃が入り込みやすい構造となっております
こちらは空気の抜ける出口なのですが、垂直方向に穴が空いているので
使用していない時(ファン停止時)にも埃が積もってしまいます
埃がたまれば風が抜けにくくなったり、熱がこもります
結果、内部温度が上がりやすくなり故障率も上がるという訳です
この機種は、分解の難易度が高い機種ですので
お掃除しようとしたら、壊してしまったというご相談の多い機種です
かく言う私も過去にケーブルコネクタを壊しかけた経験があります
故障しやすい部位の偏りは無いようです
製造から7〜9年になりますので経年故障は起きていますが
大多数はこの機種特有ではない一般的なドライブ類の故障が目立つくらいです
純粋な修理扱いとしては歴代、最も少ない iMac という印象があります
ドライブ類と埃のケアさえしてあげれば長〜く付き合える Mac だと思います
一方の iMac G5 / Ambient Light Sensor / iSight モデルは問題の多い機種でした
というか現在でも修理扱いの多い世代です
まぁハッキリ言って「こまったちゃん」ですね(苦笑)
PowerPC の最終モデルということで、ユーザーが多いのですが
メーカーサポートが完了してしまったので、私共のような小規模ショップに
修理をご依頼される方が多いようです
この世代は発売直後から様々な
「リペアエクステンションプログラム」
の対象となりました
リペアなんちゃらとカッコいい表現ですが
わかりやすく言えば「リコール」です
購入から1年を超えても、無償で修理をしていた案件もありました
あるリコールは内部で使われているコンデンサ類に
低品質のものが使われていることに起因しておりました
「なんちゃらプログラム」に興味のある方は
『iMac リコール』『iMac プログラム』などでググれば
いろいろ出てきますので、そちらを参照ください
iMac G5 / Ambient Light Sensor(iSight 除く) は
電源ユニットが独立していましたが
この電源ユニットも故障率の高いパーツです
私共では iMac G5 / Ambient Light Sensor 専用の電源ユニット
(17インチ用、20インチ用は各々専用となります)は
信頼性の高いパーツでリビルトしたユニットをご用意しておりますので
電源ユニットだけの故障ならばご相談ください
在庫時はすぐに交換可能です
条件が整えば数十分でお持ち帰りいただく事も可能です
iMac G5 / Ambient Light Sensor と iMac G5 iSight は先にも触れたとおり
外観こそ似ていますが、内部構造は全面的に変更されており
まったく互換性がありませんでした
故障率はどっちもどっち、どっこいどっこいですね
製造から5〜7年が経過していることもあり
ヘビーユースの個体となると、かなり痛んでおります
故障箇所が多岐に渡る場合(例えばロジックボード+電源ユニット+HDD)は
故障パーツをすべて交換するとなると、かなり高価になってしまいますので
修理ではなく、別の中古品に正常なパーツを移植してしまったほうが
費用を抑えることができます
これはあくまで私見ですが
第4世代の iMac G5 は歴代最悪という印象があります
この世代から採用された形状は、いまだに継承されています
液晶パネルの裏側にロジックボードを配置し
見た目はちょっと厚みのある液晶モニタという構造・外観です
この形状が一体型パソコンの完成形でしょう
Windows でも似たような形状のパソコンが多くのメーカーから発売されております
今では見慣れた液晶モニター一体型パソコンですが
やはりこれだけスマートで薄い筐体にすべてを押し込むのは
当時の技術では少し無理があったのかもしれませんね
プライベートで長期間この型の iMac を使っていましたが
割り切っておりましたし、正直思い入れがありませんでした
残念ながら震災で液晶画面が割れてしまい
廃棄処分となってしまいましたが、、、、(涙)
「その1」では個人的な思い入れを書きすぎたので
今回はちょっと気をつけてみたつもりでしたが
いかがでしたでしょうか?
長文お付き合いいただき、ありがとうございました
それではまた次回、またこの場所で…
iMac の故障傾向 その1
前回 iMac の故障傾向については
アウトラインしか書けなかったので
ちょっと詳しく書いてみたいと思います
この記事を書きはじめて気づいたのですが
iMac は弊社の創業と同じ 1998 年に発売され
G3, G4, G5 と進化し、Mac としては最初に Intel CPU 化された機種でした
Intel 化してからは Core Duo, Core 2 Duo と進化し
現在は全て Core i5 / i7 へ移行しました
拡張性は皆無ですが、コストパフォーマンスは抜群です
iMac が発表されたのは 1998.5 (発売 1998.8)のことでした
ALab. の開業が 1998.6 なので iMac の歴史= ALab.の歴史とも言えますかね(笑)
一度に全世代の iMac のご紹介は無理ですので
3回に分けてエントリしたいと思います
それではさっそく、、、
初代・1998.8〜
初代は G3 CPU 233Mhz、15インチブラウン管仕様でした
従来の一体型パソコンとは一線を画すデザインでした
rev.A* と rev.B は一色(ボンダイブルー)、ワングレードの展開でした
*rev. :リビジョンと読む。バージョンよりも細かいアップデートを指す事が多い
リビジョンアップは小規模なアップデートと一般的に解釈されている
爆発的な人気もあり rev.C からはおなじみのキャンディカラー*の5色展開となり
rev.C / 266Mhz, rev.D / 333Mhz と性能が向上しました
(ただし 唯一とも言える拡張スロットであるメザニンスロットが
rev.B のロットの一部からはオミットされてしまいました)
それまでの Mac のインターフェースといえば SCSI:スカジーが標準でしたが
あっさり廃止し USB オンリーになったのも衝撃的でした
発売当初は USB 周辺機器が皆無で、iMac のバカ売れにより
プリンタをはじめ各種周辺機器の USB 化が一気に進みました
分解した経験のある方はご存知だと思いますが
この機種はノートパソコンの本体部分に
プラウン管が載せられているような構造でした
なのでメモリの増設でも分解し、CPUカードの表裏に2枚のメモリを装着する構造でした
CPU が外せる構造でしたのでサードパーティ製の高速な CPU に換装可能でした
また rev.A, B は前述のメザニンスロットがありましたので
iMac では唯一 SCSI、Firewire、RAID などの様々な拡張が可能でした
*キャンディカラーとは
タンジェリン(オレンジ)
グレープ(紫)
ライム(緑)
ストロベリー(ピンク)
ブルーベリー(青緑)
の5色でした
iMac は人気のあった機種でしたが
色によって売れ行きにムラがあり、不人気色は不良在庫になり
モデルチェンジの際に、旧モデルの不人気色は叩き売りされてました
第2世代 iMac DV・1999.10〜
G3 / ブラウン管という組み合わせは踏襲されましたが
メモリがデスクトップ機タイプの PC133 規格に変更され最大1GBまで搭載可能となりました
(初代はノートパソコン用の SODIMM で 512MB MAX)
ユーザーが増設しやすい構造に変更されました
CPU は G3 350Mhz から最終モデルでは 700Mhz まで進化しました
一部の廉価版を除き Firewire が搭載され拡張性が上がりました
またスピーカーが Harman が奢られ、廉価なパソコンにしては
音質が高く、音楽や映画の視聴に耐えられるレベルになりました
iSub というウーハーを接続するとかなり迫力のある再生が可能でした
iSub は Intel Mac では使用不可なのでいまだにファンが多いようです
初代に比べると性能が上がり、デザイン事務所などでは
重い作業は PowerMac 側で行い、簡単な作業は iMac で済ませる
という棲み分け?使い分け?をされるユーザーが増えてきました
まぁ単純に iMac が安いという経済的理由もあったようですが
PowerMac G3(ベージュ)までは
安価なデスクトップ型 PM7x00, DTxxx と
拡張性の高いタワー型 PM8x00, MTxxx
というグレードがあり選択肢があったのですが
PMG3 B&W からは単一筐体になったいう背景もあったようです
冷却ファンが無くなり、とても静かなパソコンでした
筐体カラーは当初5色のキャンディカラーでしたがモデルチェンジで
インディゴ(濃い青)、ルビー(濃い赤)、セイジ(微妙な緑)
グラファイト(灰色)、スノウ(白)
フラワーパワー(サイケな花柄!)、ブルーダルメシアン(青いドット柄!)
(↑この2モデルだけは凄まじいデザインでした、、、)
と試行錯誤というか、迷走というか、、、
今思うと Apple らしい展開でしたね
今回は第2世代までにします
「故障傾向」
初代・第2世代はブラウン管一体型モデルという事で
どうしても消費電力が高く、トランス系が消耗してしまいます
アジア製のあまり品質の高くないパーツが用いられていたようで
初期不良も多かったと記憶しております
症状としては起動(通電)がしづらくなり
症状の出始めの頃はスイッチONで2、3回に1回程度は起動していたものが
徐々に起動する回数が減り、最終的には全く起動しなくなってしまいます
トランスの消耗なのですが、この世代の iMac の場合
トランス部分の基板のことを「アナログボード」と呼称しております
物理的に交換は可能なのですが、残念ながらトラブルが多発し
アナログボードの交換サービスは現在は行っておりません
ロジック、CPU、光学ドライブ、HDD の交換サービスは行っております
故障の兆候としては起動音(ジャーン)がした後に
小さく「ブ〜ン」と通電する音がするのですが
その「ブ〜ン」が徐々に大きなり「ブォン」「ブォ〜〜ン」と鳴りはじめたら
トランスがヘタってきている可能性があります
ある日突然起動しなくなることも多々あるようです
既に製造から10年以上経過している機械なので
どんなに大事に使っていても、部品の消耗は避けられません
特に第2世代が空冷ファンが無く、空気の自然対流による冷却なので
iMac の上に紙を1枚置いただけで熱がこもってしまいますので
気温の高い夏や iMac の周囲の環境にも注意したほうがよろしいようです
第2世代は HDD の仕様に注意が必要です
発熱量、消費電力の低い HDD を推奨しておりました
まぁ今や 3.5inch 5400rpm IDE 規格の HDD なんて製造されておりませんがね、、、
現在は SSD で対処いたしております
光学ドライブがスロットインになりメディアを直接出し入れするんですが
メディアを排出する力が弱まってしまっている個体が目立ちます
排出しようと操作すると「カチャ、ウィ〜ン、ウィ〜ン」と排出しようとするものの
排出しきれずにまた読み込んでしまいます、また出そうとしてもそれの繰り返しです
最初の頃はわずかに(1、2mmくらい?)メディアが出てくるので
それを強引に引っ張りだすこともできるのですが
劣化してくると「ウィ〜ン」だけで全く出てこないので
ユーザーはどうしようもありません
本体は廃棄したいが、大事なメディアだけでも取り出して欲しいという
ご依頼があったりします
故障傾向を書いているつもりでしたが、なんか、、、
思い出日記みたいな内容になってしまいました
今回は初代、第2世代ということで
この時期の iMac を触った事が無い方もいらっしゃると思いますが
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
それではまた次回、またこの場所で....
故障傾向 〜復活〜
蝉の声が大きくなりだし、夏本番を迎えつつある練馬です
大変ごぶさたの故障傾向なので、いろんな意味を込めて
「復活」と題させていただきました
暗い話題の続く日本ですが、前を向いてゆっくりと一歩ずつ進んで参りましょう
今後ともよろしくお願い致します
「震災」「猛暑」という要因がありますので
故障傾向が異なる印象もございますが
きちんとした統計をとっている訳ではありませんので
あくまで私共の私見、印象であることとご理解ください
ここ最近でもっとも扱いが多いのは「iMac」です
G5、Intel 樹脂筐体、Intel アルミ筐体世代の故障が目立ちました
HDD のみの単純故障が多かったですが
この機種特有の「コンデンサ」問題も目立ちました
やはり iMac は Apple のトップセールス機種なので
ご相談件数もかなり増えている印象です
また iMac はその構造上「ファンの暴走」も増えております
ファンの暴走をはじめとする iMac の故障傾向については
後日あらためましてエントリさせていただきたいと思っております
気温の上昇に比例して増えているのは
「PowerMacG4 MDD」の電源ユニットの故障です
これは「定番」なので詳しい説明を省きます
過去のエントリをご参照いただければと思います
電源ユニットについては常時在庫するように努めておりますので
緊急対応が可能です
詳細はお電話にて相談となりますが、諸々の条件が整えば
お持ち込みいただいて、すぐその場で修理作業を行い
1時間程度でお持ち帰りいただくことも可能です
喫緊の締め切りが迫っている場合などはご相談ください
「PowerMac G5」もコンスタントに修理させていただいております
こちらはロジックボード、CPUの故障が目立ちます
どうしても修理費用が高くなる傾向にあるので
修理を躊躇される方が目立ちます
PMG5 は極力パーツを保有するよう努めておりますが
4世代・14機種で機種間の互換性が低い機種なので
流通量が少なかった上位機種の修理には難儀しております
具体的には
「M9457J/A PM G5 2.5Ghz Dual」
「M9749J/A PM G5 2.7Ghz Dual」
「M9592J/A PM G5 2.5Ghz Quad」等の
各世代の最上位機種は販売価格が高かったこともあり
きちんと修理をして継続して使用し続けたいユーザーが多い傾向です
他には
「PowerBook G4 Ti」
「iBook G3 / G4」
が目立っております
意外なところでは
「PowerMac 7600、8500」などの PCI Macintosh シリーズを
何件か修理させていただきました
修理ではございませんが、この場をお借りして、、、
6月末に福岡県のお客様より5年ぶり2度目のご指名をいただき
観光を兼ねた出張をさせていただきました
お心遣い感謝致しております、御礼申し上げます
ありがとうございました
それではまた次回、またこの場所で....
ご挨拶
大変ご無沙汰致しております
練馬はすっかり夏模様です
震災から4ヶ月が経過致しましたが
私共は未だに業務がバタついております
それでも日々 Mac や Apple 製品に関するご相談、ご依頼をいただけることは
非常にありがたいことでございます
ご報告が遅れましたが去る6月21日をもちまして
私共 ALab./エーラボは創業14年目に突入致しました
今後ともどうぞよろしくお願い致します
近々故障傾向をご案内させていただこうと思います
店主
- ラボエ その2 (01/15)
- 謹賀新年 (01/01)
- ご挨拶 (12/31)
- ラボエ その1 (12/11)
- 流通混乱 (10/27)
- iMac の故障傾向 その3完 (09/25)
- iMac の故障傾向 その2 (09/22)
- iMac の故障傾向 その1 (08/25)
- 故障傾向 〜復活〜 (08/05)
- ご挨拶 (07/11)
- U002 PowerMac G4 1.25Ghz「大塚康生」バージョン
⇒ Mac屋らぼ (10/23) - U002 PowerMac G4 1.25Ghz「大塚康生」バージョン
⇒ ちん (10/21) - U002 PowerMac G4 1.25Ghz M9145J/A
⇒ Mac屋 らぼ (08/19) - U002 PowerMac G4 1.25Ghz M9145J/A
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⇒ Kenji (08/16) - 12周年
⇒ 三鷹からiBookを持ち込んだおばさん (06/28) - Mac の修理費
⇒ Mac屋 (02/15) - Mac の修理費
⇒ かず (11/28) - MDD ばかりです
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⇒ toriyama-mitsuo-osaka (09/30)
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