iMac SSD 換装例

1/28「MacのSSD換装」にてご紹介した SSD 化ですが
今回は iMac での実例をご紹介したいと思います

今回 SSD 換装を試した iMac は
MC511J/A Mid 2010 モデル
27inch / Core i5 2.8Ghz Quad Core / Mem 16GB / HDD 1TB
です
SSD は Intel 520 series 120GB をチョイスしました
OS は 10.7 Lion にて確認しました

やはり効果が高いと言われる OS の起動時間の短縮*1は特筆モノです
(参考までに OS インストールに要した時間も短かったです)
アプリの起動、動作とも HDD 起動時に比べ、かなりキビキビとしている印象です
メインディスクの容量が 120GB では心許ないのと
SSD の寿命を少しでも延ばすために
元の 1TB HDD は Firewire 800 (または USB)外付けドライブとし
音声や画像・動画などの重いデータは
1TB HDD 側に保存されるように設定するのが理想です
SSD の速度低下、延命のためには極力 SSD にデータが保存されたり
更新されないよう設定するのがセオリーだと思います

*1
SSD 化した iMac と HDD iMac の起動時間の違いについて
SSD :約20秒
HDD :約40秒
単純に半減です
(OS 10.7.5、手動計測 2012.2.9 加筆)

今後 180GB / 240GB / 480GB の価格がこなれてきたら
是非とも試してみたいものです
また Intel 以外のメーカーの SSD もコスパ、安定性、相性等を
確認してみたいと思います

悲しく感じたのはカスタマイズした初代 Mac Pro*2 よりも圧倒的に
体感速度が高速に感じる点です
筆者はアプリのライセンスの関係上 Mac Pro / 10.6 にて
グラフィックソフトを使用しているのですが
SSD 化 iMac にて同ソフトを試用してみたところ
まさに劇的に動作が速く感じました
締め切りに追われる作業などは、精神衛生上の観点から
非常に効果的な改造と言えるでしょう

*2 当 Mac Pro はメモリ、HDD など投資総額が50万円を越えてますが
SSD iMac は全て新品で揃えたとしても20万円強と半額以下です
これが進化というモノなのでしょう
現行の Mac Pro は進化という点ではやや蚊帳の外状態です
その昔、三菱・デボネア*3 という車種がありましたが
Mac Pro と デボネアが重なって見える今日この頃です

*3 初代の「走るシーラカンス」と呼ばれたモデルです
2代目も AMG 仕様など何とも言えない車種でしたが....

と、ここまではメリットばかり記載しましたが
iMac への搭載には状況に合わせてアダプタやケーブル類が別途必要になります
これらのコストを事前に調査・計上しておくことを強くおすすめします
またファンの暴走など iMac の世代によっては諸々の問題が絡んできますので
ユーザー自身での換装には「注意」というか「覚悟」が必要になります

「ご注意」
SSD 換装は弊社の有償メニューとして行わせていただいておりますが
換装に関する手法や技術的なご質問には回答致しかねます

当ブログをご覧になり、ユーザー自身が換装作業を行い
Mac, SSD 等に損害が生じた場合、弊社は一切の責を負いません

記載されている Mac と SSD の組み合わせにて
正常に動作する保証は致しかねます

相性問題等を含め改造によって生じた不利益に対し
弊社は一切の責を負いません

1/24「Mac の改造と保証」にてご案内致しましたとおり
改造を施した場合のメーカー保証・サポートの失効にも十分ご注意下さい

上記の体感速度は私感です。ソフトウエア等で計測した数値ではありませんので
効果は個人差がありますことを予めご了承下さい


それではまた次回、またこの場所で

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