iMac 2019 故障傾向 と 改造

ごぶさたの故障傾向です
なんと 2018.7以来 4年半ぶり。。。。
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iMac は新旧問わず故障の多い機種です
今回は 2019 モデルについて触れてみたいと思います

iMac 2019 は 21.5-inch と 27-inch が販売され
2サイズ、7グレードの展開でした

21.5-inch モデルナンバー A2116
Retina 4K Core i3 3.6Ghz 8GB mem / 1TB HDD = MRT32J/A
Retina 4K Core i3 3.6Ghz 8GB mem / 256MB SSD = MHK23J/A
Retina 4K Core i5 3.0Ghz 8GB mem / 1TB Fusion Drive = MRT42J/A
Retina 4K Core i5 3.0Ghz 8GB mem / 256MB SSD = MHK33J/A

27-inch モデルナンバー A2115
Retina 5K Core i5 3.0Ghz 8GB mem / 1TB Fusion Drive = MRQY2J/A
Retina 5K Core i5 3.1Ghz 8GB mem / 1TB Fusion Drive = MRR02J/A
Retina 5K Core i5 3.7Ghz 16GB mem / 2TB Fusion Drive = MRR12J/A

<iMac 2019 世代の特徴>
現時点でメモリ・ストレージが増設・換装可能な最後の世代の Mac です
(Mac Pro を除く)
ストレージは HDD や「買ってはいけない」Fusion Drive 搭載モデルがメインで
液晶パネルは Late 2012 モデルから採用されている
ガラスとパネルが一体化している、脆く割れやすい形状で
本体に接着されています
分解の際はパネルを剥離しなければなりません

<故障傾向>
徐々に HDD / Fusion Drive の故障が目立つようになってきました
高負荷で長時間使用される環境の方は
ビデオ周りの故障も増加傾向です
とくに 27-inch モデルが増えています

故障・修理を機に HDD を SSD への更新をご提案しています
SSD 価格が下落したことと、SSD 化することで
起動時間、アプリの動作が軽やかになるので
コスパの高い修理・改造メニューになります

やはり薄型 iMac は内部で発生した熱を、排出しづらい構造なので
高負荷で長時間使用する環境の場合
内部のクリーニングは定期的に行うことをオススメしてしいます

<メモリ交換>
21.5-inch は MAX 64GB、27-inch は MAX 128GB 搭載可能ですが
21.5-inch と 27-inch とではメモリスロットへのアクセスが大きく異なります
27-inch は本体背面よりアクセス可能で、Apple HP でも紹介されています
一方の 21.5-inch は液晶パネルを外し、ロジックボードの分解を要しますので
作業難易度がかなり高くなります
21.5-inch モデルのメモリ交換については
Apple はユーザーが作業することを認めておりません

<ストレージ交換 HDD, Fusion, SSD>
Apple はユーザーのストレージへのアクセスは認めていません
分解した瞬間に Apple のサポートが打ち切りになり
万一の故障の際、Apple カスタマーサポートにて修理は受け付けてもらえなくなります

iMac 2019 を今後数年の継続利用を予定しているのであれば
SSD 換装は強く推奨いたします
高速化、省電力、発熱量の低下などメリットが大きいですし
コストパフォーマンスも高いです

私個人はアプリバージョンの都合で iMac 2015 を使用していますが
(iMac 2015、iMac 2019 は外観、内部構造がほぼ同じ)
SSD に換装しています

薄型 iMac のストレージ交換は、液晶パネルを剥離しなければならないので
作業難易度は高くなります。DIY は自己責任となります

<改造例のご紹介>
今回、この記事を書くにあたり
この世代のエントリーモデルである
Retina 4K Core i3 3.6Ghz 8GB mem / 1TB HDD = MRT32J/A
を改造してみました

メモリ 8GB から 32GB へ
ストレージ 1TB HDD を 1TB SSD へ
アップグレードしました

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結果、起動時間が半減しました
8GB / 1TB HDD では 70秒を要していましたが
32GB / 1TB SSD にアップグレード後は 25秒に短縮されました!快適です

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iMac 2019 モデルは販売時は macOS 10.14 / Mojave が搭載されていましたが
10.15 / Cataline
11 / Big Sur
12 / Montery
13 / Ventura(最新)
とアップグレードするにつれ
8GB メモリ、HDD ストレージでは能力的にちょっと厳しくなってきます
あくまで私感ですが、最新 OS を利用するには
メモリ 16GB、500GB SSD クラスが最低ラインで
バランスの良いところではメモリ 32GB・1TB SSD クラス
動画編集メインならばメモリ64GB~・2TB SDD〜 クラス
がオススメです

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ALab.では
iMac 21.5-inch / 27-inch、Mac mini の
「メモリ増設」「ストレージ SSD 化」
に注力しています
ご不明な点がございました、お気軽にご相談ください

それではまた次回、またこの場所で

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掃除してたら出てきた 009 BeOS DR-8.3

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BeOS Developer Release 8.3
「掃除したら出てきた 006」とは異なるデベロッパー版で PowerMac 専用でした
ぷらっとふぉーむ(株) 1997年

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デベロッパー? ディベリッパー? どっちが正しいのかな?

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BeOS シリーズはこれにて完了です
準備が整いましたら BeBox 本体をご紹介したいと思います!

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それではまた次回、またこの場所で

掃除してたら出てきた 008 BeOS Release 3.1

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BeOS Release 3.1
残念ながら箱がありません。。。
前々回「掃除したら出てきた 006」でご紹介した
BeOS Release 4 のご先祖さんです
1998年

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それではまた次回、またこの場所で

掃除してたら出てきた 007 BeOS Preview Release

Preview

BeOS Preview Release のインストーラーです

前回「掃除したら出てきた 006」でご紹介した
BeOS Release 4 のご先祖様で
最初期のプレビューリリース版です
1997年発表

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それではまた次回、またこの場所で

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