Mac の故障傾向 2015.4

大変ご無沙汰致しております
先月下旬に弊社ホームページのサーバー(ドメインも)を
借りている「お名前.com by GMO」において
外部アタックによるアクセス障害が発生し
メールを含めて数時間アクセス不能となりました
ネット社会の大きなデメリットですね

更新が滞っておりました、申し訳ありません
Mac の故障傾向をエントリーさせていただいます

やはり「iMac」の比率がかなり高くなっております
世代別にご案内させていただきます


初期の iMac G3 ブラウン管モデルや「大福」G4、白筐体の G5 / Intel 初代 は
修理のご相談はいただくものの、経年から修理ではなく
データ救出・ご処分がお取り扱いの中心となっております

故障傾向)
・電源部分(トランス)の劣化
・ロジックボード上のコンデンサの劣化(液漏れ)
・G5 世代は電源ユニットの故障

++
最もお問い合わせが多いのは、アルミ筐体世代です
アルミ筐体には裏側が黒い樹脂の20/24インチの世代と
筐体全てがアルミとなった21.5/27インチの世代がございます
まだまだ現役で利用さてれいるユーザーが多く
修理や SSD 換装の扱いが増えております
経年も浅いので、HDD、光学ドライブの故障などの
軽微な故障の場合は修理費も安価ですので
修理に至るケースが多い世代です

故障傾向)
ロジックボードの故障
ビデオチップの不具合・故障
HDD、光学ドライブの故障

27インチモデルの一部のロットには悪名高い
「Seagate 1TB HDD」
が搭載されており、リワークの対象となっておりました
残念ながらリワーク対象だったにも関わらず手続きをなされなかった
個体の HDD 故障が目立っております
これを機に SSD への換装をなされるお客様が増えております
SSD の価格がこなれてきましたので、人気が高まっております
起動時間が30秒未満と、超高速起動になりますのでオススメです

+++
現行の光学ドライブ非搭載・薄い筐体モデルについては
分解の際、液晶パネル接着部分の剥離が必要となり
私共のような一般修理店や個人で分解修理を施しますと
その時点でメーカー保証が切れてしまうことと
メーカー・正規店でのサポートも失効(修理不能)となります
本体は放棄しデータの救出のお取り扱いが中心となっております

故障傾向)
ロジックボードの故障

++++
iMac 以外には Mac Book Pro、Mac Pro、Mac mini 等の
ご相談が目立っておりますが、まだまだ修理件数が衰えないのは
OS 9 起動が可能な最終モデルである
PowerMac G4 MDD(以下 MDD)です
この機種に限ってはもはや特例と言えるでしょう
MDD は電源ユニットが弱点でしたが
製造から12、3年が経過しておりますので
ロジックボード、CPU、ビデオカード、ドライブ類
ありとあらゆるパーツが故障しております
電源ユニット、HDD は長期保証品付のパーツで修理可能ですが
これら以外はチェック済みの中古品での修理となりますので
長期保証をお付けしにくくなっております

MDD に関しては、厳選したパーツを組み上げ
1年保証付きの高品質の中古完成品をご用意することも可能です
ご興味がございましたらお問い合わせ下さい

それではまた次回、またこの場所で

to ALab. Home Page / エーラボ ホームページへ

Go to top of page