Mac の故障傾向 2012.9

大変ご無沙汰致しております。申し訳ございません
その間様々な修理をさせていただいておりました
本年6〜8月の修理傾向をエントリさせていただきます

前回
「今年に入って iMac の修理がかなり増えた」
とご案内致しましたが、この3ヶ月さらに比率が上がっております
今現在も修理の中心は iMac です
クリエイターを中心に Mac Pro の修理需要もあるのですが
修理件数ベースでは iMac が圧倒的です
おそらくこの傾向は今後も続くことが予想されます

意外に多かったのは PowerMac G5 でした
この機種の特徴と言えば Classic / OS 9 を利用できる最終機種です
OS X / 10.4 + Classic 環境を必要とするユーザー
使用ソフトのバージョンなどのしがらみにより
Intel CPU への代替不可なユーザーにとっては
不可欠な Mac ですので修理需要は旺盛です

PowerMac G4 / G3 も根強い修理需要がありましたが
徐々に比率は下降しております

若干ですがビンテージ Mac(68k Mac)の修理も行わせていただきました
なぜか Classic, IIsi, IIci などの 68030 CPU 機種ばかりでした
これらのビンテージ系はどうしても修理に時間がかかってしまいます
現在も IIfx をお預かり致しておりますが、ご迷惑をお掛け致しております
この場をお借りしお詫び申し上げます。大変申し訳ございません

ノートブックでは「MacBook Pro」「MacBook」「MacBook Air」の
修理のお問い合わせが増えておりますが、Appleでの修理価格が下がったので
『通常の修理』の場合は Apple や正規店での修理をおすすめしている関係上
扱い件数はやや少なめでした

 『通常の修理』とはデータを消去しても構わない場合の修理を指します
 弊社としては原則として修理の際にデータ消去は行いません
 HDD や SSD、フラッシュストレージが故障している場合でも
 まずはお客様をご相談させていただいております

前回もご案内させていただきましたが
日本で使用フォントの関係上 PowerPC 機種にて
OS9 / Classic 環境を必要するユーザーが多いので
弊社としてはパーツが入手できる限り、いつまでも対応させていただきます

それではまた次回、またこの場所で

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