Apple Cinema Display もモデルチェンジ?

モデルチェンジと言ってもちょっと先のこと(来年?)になりそうとの噂ですが....

一般的に Apple の ディスプレイはモデルサイクルが長い傾向にあります
現行モデルは「液晶モデルの3世代目」と見ていいと思います
早いもので登場してから4年になるんですね

初代は15インチのみで台座がドーナツ?ベーグル?状のモデルでした
当初は PMG3 B&W にあわせたカラーリングでしたが
本体が PMG4 に移行した際にディスプレイもグラファイトカラーに変更されました
インターフェースは B&W が VGA、グラファイトが DVI だったと記憶しております(調査中)
電源は現行と同様、専用のユニットが分離されており
そのスタイリッシュなデザインとは裏腹にケーブルの取り回し
レイアウトに難儀したユーザーも多かったようです

2代目は未だに愛好家も多い透明感のある「浮遊デザイン」の「Apple Studio Display」
後に同じデザインで「Apple Cinema Display」も追加されました
これが Apple 初の 16:9 サイズ、いわゆるワイドディスプレイの登場でした
価格は登場時驚きの50万円超えでしたね!
(記憶が正しければ最終的には30万円台までディスカウントされたはず....)
この機種の特徴はコネクタに ADC を採用したことでしょうね
このモデルは原則として ADC を搭載している
Macintosh(PMG4 AGP や Cube など) でしか利用できませんでした
上記のとおり未だに人気の高いモデルだけに(単に投資上の問題の方もいらっしゃいますが...)
現行の Mac で「DVI-ADC アダプタキット」を介し
旧 Cinema Display を使用されている顧客も数多くいらっしゃいます
このモデルの最大の特徴は ADC を採用したおかげで
ケーブルの取り回しがとても楽になったことでしょうね
汎用性は犠牲になりましたが、机上の配線がスッキリします
そのあたりも人気の理由なのかもしれません
この頃からキーボードから起動できなくなったので
ディスプレイから起動できるのはとても便利でした
このモデルまではブラウン管と液晶が併売されておりましたが
17インチ ADC ブラウン管が最終モデルになりました

 余談ですがブラウン管は、我々扱う側としては最悪の商材でした
 重いわ、割れやすいわ、形状から中古の在庫はしづらいわ....
 まさに液晶万歳!です

3代目は現行の Apple Cinema Display となります
今までの樹脂ボディからアルミボディに変更になりました
デザイン的にはちょっと無機質な印象が強くなり
Apple らしさが薄まった感は否めません
ただし液晶パネルの性能は当然高くなっており、輝度も高く、映像の再現性も良好です
2代目モデルが15インチからの展開でしたが
3代目は20インチ~となり、上位モデルは23インチに加え、30インチが登場
価格も229800円と一般メーカーのディスプレイと比較しても
遜色の無いレベルまで価格が下がりました
このモデルから USB だけではなく、Firewire も搭載されるようになりました
ディスプレイの裏側にケーブルを繋げまくってるユーザーも多いようですが
USB, Firewire ポートが付いていることを知らないユーザーも意外に多く
出張サポートの際にその機能をお知らせすると
カルチャーショックを受けたようなお客様もいらっしゃいました....
電源は初代と同様、外部電源になり、汎用性は高くなりましたが
そのぶんケーブルの取り回しはちょっと煩わしくなりました
インターフェースは DVI, USB, Firewire となります

次代のモデルはいよいよバックライト が LED 化されるようです
LED バックライトといえば、Apple 製品では現在 MacBook Pro でのみ
BTO オプションで選択可能ですが
いよいよ Apple の 別売 Display が LED バックライト化されるのは当然の流れかもしれません
ただし問題は価格と言われています
現行モデルは23インチが114800円、30インチが229800円ですが
LED バックライト化されると23インチが
現行30インチモデルの価格を超えてしまうのではないかと噂されています
過去の流れと同様、時間が経過すれば量産化で価格が下落するでしょう
LED モデルとノーマルモデルを併売を望みますが、はたして Apple はどう出てくる?

液晶パネルの進化はすごいですね、2代目と3代目を併用してみると
その差が一目瞭然です。興味のある方はご来店ください、常時デモしてま~す!
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