燃えた阪神タイガース?

今回は長文です。ビーチバレーに興味の無い人は<(_ _)>

8/6,7は全国的に猛暑でした
旭化成 Aime-Sports View Beach Volley 2005 もとても熱かった
この大会は4人制のオリジナルルールを採用していて
4人のうち女性が1人以上含まれていなければなりません(男3女1が理想)
サーブは2本打てて、15点ラリーポイントで1セット先取
風の影響もあるから、どちらかが8点になるとコートチェンジを行います
こんなルールなんで試合時間はかなり短いんです

アマチュア大会で賞金(1〜4位)の出る大会も貴重だと思います
旭化成アイミーと地元のラジオ福島が主催していることもあり
キャンギャルの握手会や旭化成グッズの配布などもあり
イベントとしてもそこそこ盛り上がる大会です

俺らのバレークラブは全部で5チームのエントリーでした
んで俺のチームは
・「いさを」♂169cm(主にセッター、スポーツ万能だけどバレーは専門外)
・「ぴろ蔵」♀150cm(レシーバー、練馬のスーパー主婦?)
・「ぴろし」♀165cm(主にレシーバー、唯一の20才台、来年は花嫁さん)
・「らぼ=俺」178cm(アタッカー兼レシーバー、ロートルプレーヤー)
平均身長約165cmのチビッコ軍団
しかもこのメンバーに決まったのが大会3日前という急造チーム
「まぁ今年は楽しい大会になればいいなぁ」「せめて1勝はしたいねぇ」
なぁ〜んて気持ちで望んだ大会だった
先日のブログにも書いたとおり、特別賞狙いで阪神ユニ4名分をバッグに忍ばせて福島に向かったことは言うまでもない
とにかく110チームもエントリーしてるからなんとか目立つことを考えないと....

で試合は
8/6・予選トーナメント
『予選1回戦』
いきなり仲間内の先陣をきっての第2試合だった、全員めっちゃ緊張冷や汗してたな
相手もチビッコチームだったけど、初心者がいたようで割と楽に戦えた
相手には失礼だけど、初戦がこの方々で助かった〜拍手
「せめて1勝」の目標はこれで達成できたし、こっから先はウケ狙いで行こうかなと....

『予選2回戦』
相手は♂3、♀1の若手チーム、身長も高く、スパイクを打てる選手が2人いて(普通は2人のアタッカーを揃える)
またしても緊張モード冷や汗に逆戻りの俺ら
見た目には戦力に差があったものの
とにかく全員で(奇)声を出し、しつこくボールを拾ってたら
相手が自滅してくれて、気がつけば15点目が入ってた、超ラッキー拍手拍手
「よしよし、このままいけば特別賞もあるかなぁ?」なぁんて思ったのは俺だけだったらしい....

『予選3回戦・勝てば予選突破』
お父さん、お母さん、中学生息子、助っ人♂の家族ベースのチーム
試合前の「センターからしか攻撃無いから〜=こっちの攻撃が弱いって意味」という助っ人♂の声に「プチッ」ときた俺は
相手の弱いところ(母、息子)を徹底的に突くという非情のマル秘作戦にうって出た
ごめんな〜、あの言葉がなかったら俺も普通に試合してたと思うけど
あんなこと言われちゃ俺も必死になるやないですか〜
そんな精神状態だったんで試合は完勝でした
家族の絆にヒビが入らないことを祈ってます

ということで予想外の決勝トーナメント進出!
俺的にはがんばったつもりだったんだけど
みんなからは「クジ運が良かったっすよね〜」って言われた、まさにその通りです
これで110チームが20チームに絞られ
決勝は前年優勝・準優勝のシードチームを加えた22チームで行われることになった
仲間のチームは残念ながら1チームが予選敗退したものの
4チームが決勝に残るという快挙!

8/7・決勝トーナメント
決勝は一切仕込みなしの抽選制、そこで無情の組み合わせが....
なんと仲間のチームと俺らが決勝1回戦で当たる事になっちゃった
もうこうなったらお互いやるだけやってベストを尽くそうと誓い合った

『決勝1回戦(勝てばベスト16)』
お互い手の内を知ってるだけあって、どうしても弱いところを狙い合ってしまう
相手は平均身長が高いし、若いチーム。ヤバイ、ど〜しよ〜
あせってはいたものの、相手が仲間だから緊張はしなかった、それが幸いしてか
こっちのサーブ、レシーブの精度が高かったのか
徐々に点差が開き、最後は俺らに軍配があがった
やっぱり身内対決は勝っても負けても寂しいものがある
その仲間のためにも次戦はがんばろうと思ったのだが.....

『決勝2回戦(勝てばベスト8)』
相手は完全に格上、スパイクをビシッと決める♂が2人、セッターも♂。やべ〜強え〜ぞ〜
序盤から先行を許す苦しい展開でチェンジコート時には4-8と劣勢
なんとか盛り返すものの点差は縮まらず10-14でマッチポイントを握られた
普通ラリーポイントで10-14となれば、ほぼ負けなんだけど
ここで相手は油断したのか、勝ちを意識しすぎたのか、急に動きが硬くなり
11、12、13と面白いようにポイントが入り迎えた14-14(15点で終了、デュースなし)
最後は相手のサーブレシーブが大きく、セッターが触ることができずに相手コートにボールが落ちた、これで15-14

勝っちゃったよ!

こんなチビッコチームなのにベスト8が確定した、この勝ちは大きかった!
試合後、大会をサポートしていただいているビーチバレーのプロ選手にも
「あそこから、よくひっくり返したね〜」
とお褒めの言葉をいただけたくらい、しつこいバレーができたのが嬉しかった
ここまで来るともう勢いだけだったかな、チビッコでもここまでやれるんだ〜!拍手拍手拍手拍手拍手
なぁ〜んて言いつつも実はだんだん賞金が気になりつつあったりして....

『準々決勝』
ここまでくると相手に「ハズレ」はない、まとまりのあるチームだった
が、俺たちには勢いがある、手強い相手ではあったけど、とにかくこっちはミスが少ない
風の影響で前半は4-8と苦労したものの、後半は怒濤の追い上げで
終わってみれば15-10の完勝だった拍手拍手拍手拍手拍手拍手

なんとベスト4進出!

これで残ってるのはたったの4チーム
プロ選手やラジオ福島のスタッフも親しく接してくれるようになる
俺はこの大会に7回連続で参加してるから、名前を知らない知り合い?も多く
「チビッコ」「女性2人」「阪神ユニ」「超幸運」というチームカラーもあり
あちこちから声がかかるようになる
勝ち残っているとこういう部分でも気分がいい

ベスト4チームは
・俺らの仲間の最強チーム(元Vリーガー・元全日本候補選手2m選手含)
・前年準優勝チーム(現役9人制実業団選手含・全員180cm以上)
・過去優勝3回?強豪チーム(元日本リーグ選手+現役地域リーグ選手2名含)
と、とんでもない選手がいるチームばかりが残っている
当然中心選手は185cm以上で190cmもいれば202cmなんてのも....
ところが俺らは平均身長165cmのチビッコ急造チーム

完全に浮いてました....

こんな結果になるなら阪神のユニは着なくてもよかったかも....
(ベスト4は賞金が与えらるので特別賞の対象外)

『準決勝』
相手は前年準優勝チーム、相手に不足は無い!しゃ〜来いコノヤロ〜!

....コロっと負けました

実力差がありすぎ、俺らの運もここまで、3点しか取れなかった悲しい
これで3,4位が確定っすおばけ
あ〜もう3位決定戦なんてどうでもいいよ〜ってのが本音だったんだけど....

『3位決定戦』
相手は優勝3回チームで女性選手ですら俺と同じ身長....
でもね、このチームとはちょっとした繋がりがあって(高校同期の後輩で元新○鉄選手)
試合前に「仕込み」をしておいたんよね
「ジャンプ(サープ)禁止だからね〜」とか「ケガするから全力でやるのは止めよう」とかノムさんのようなつぶやき作戦に出たのよ
で、試合は「仕込み」のおかげでとても楽しい試合をさせてもらえました
もちろん負けたけど、準決勝のような一方的な試合ではなく、俺らなりの力を出させてくれて
なおかつバカにしたような内容ではなく、ビーチバレーらしい試合を作ってくれた
前の戦いでいくら場違いとは言え、ボロボロの試合でヘコんでたのに
最後の最後に一番楽しい試合ができた
本当にありがたかった、ありがとう塩谷夫妻&後輩選手!拍手拍手
この場をお借りしてお礼申し上げます、ありがとうございました。
福島ビーチ
↑こちらがそのすばらしい優しい人達です。身長の違いがよ〜くわかるでしょ?
(後左3人は全員185cm以上、前左のかがんでる女性が俺(後右)と同じ身長です)

決勝は仲間のチームが接戦を制し、祝見事優勝!
バレーチームとしては優勝・4位・ベスト8・決勝トーナメント進出とすばらしい結果だった
4位の俺らは「ひばり賞」をいただいた
「ひばり」って美空ひばりさんのことで
塩屋崎灯台 がすぐ近くにあり、ひばりさんの歌「みだれ髪」にちなんでの賞だったんです
閉会式では大きな人達に囲まれ
トロフィー、賞金20,000円、副賞の記念品プレゼント
をいただき、長かったようで短かった2日間の大会は終わった

個人的にはここで1点が欲しいって時に効果的なフェイント(スパイクではない)を決めることができて
理想とする「いやらしい、おっさんバレー」ができたと思う
でも来年はこんなキツいバレーはしたくないから
誰か打てる若い奴を入れて、楽をしたいと思う

賞金は4人で分け、途中のサービスエリアで「ままどおる」を皆にふるまい
帰京してから近所のメンバーと寿司を食いに行った
いつものお寿司がこの日はとても美味かった

長文お付き合いいただきありがとうございました

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