Mac の故障傾向 2008.7

ご無沙汰致しております
書かなきゃ書かなきゃと思いつつも時間だけが経過してしまいました
申し訳ありません

「Mac の故障傾向」のエントリはかなりのアクセスをいただいておりますので
可能な限り定期的に掲載していきたいと思います
(カテゴリー「故障傾向」を独立させました)

早速ですが...
梅雨が明け、気温の上昇とともに熱源=電源、CPU周りの不具合が増えております

まずはデスクトップ機種からです
やはり PowerMacG4 MDD がダントツです
残念ながら電源ユニットの修理価格が値上がりした事と
I型 ( M8787, 8689, 8573 )、II型 ( M8839, 8840, 8841 )が修理対象外になったので
かなり混乱しているのが現状です
現在メーカーで修理可能なのはIII型 ( M9145, 9309 ) のみとなりましたが
I〜III型とも搭載されている電源ユニットの品番は「661-2816」です
なのにI型、II型の故障品を Apple Store に持ち込むと
「パーツがありません」
という答えが返ってきます
正確には
「パーツはあるが、Apple の都合で修理致しておりません」
ということになるのですが....
あまり大きな声では言えないですが、先日I型を利用されている顧客が
電源故障ということで預かる事になりました
事情を説明したのですが、大変お世話になっている顧客なので
なんとかしようともがいてみました。それは、、、、

まず手持ちのIII型に顧客の故障電源ユニットを入れ換えメーカーに送ります
修理完了後、元の顧客のI型に電源ユニットを戻すという、荒っぽい手段を用いました
(つまり電源の取り外しを都合3回行い、梱包の出し入れは4回行いました)
6万3千円をご請求させていただきましたが
私共のコストはメーカー修理費用58590円+振込手数料+送料でしたので
今回のケースではこれだけの作業をしても利益は皆無でした
正直....キツかったです(ToT)

〜ここでの「I型」「II型」「III型」という表現は
 当店独自の表現ですので、Apple Store や他店で使われても意味が通じないと思います
 くれぐれもご注意を....

PMG4 MDD 以外では PMG4 QuickSilver も電源の故障が相変わらずの状況です
この機種は経年からくるドライブ類の故障、ロジックボードや CPU の故障も目立ちます
他では iMac G3, G4 のお問い合わせ、修理のお取り扱いもございますが
G3 についてはさすがに10年選手なので件数は減少傾向です
ただし iMac は大事に使われている、思い入れの強い顧客が多く
特殊な形状もあり、取り扱いにはかなりかなり気を使います

7月に入って目立つのは PowerMac G5, iMac G5 等の比較的新しい機種の
問い合わせが増えてきていることです
こちらはまだまだメーカー修理の対象となっておりますので
メーカーと当店の価格と内容でどちらで作業をさせるのか選択いただけます

ノート型の機種では PowerBook G3 Pismo, PowerBook G4 チタンが相変わらず目立ちます
特に Pismo はパーツの流通量が減ってきているのと
やはり黒い筐体の最後の PowerBook ということで
人気が衰えるどころか、値段が下がったことによるお手頃感か
中古品の品質の割に価格が高い印象があります
秋葉原でも品薄(というかほぼ扱われていない)状態で
ネットオークションではかなり高いなぁという印象があります
くれぐれも「つかまされちゃった」なんて事の無いように....
他では PowerBook G4 アルミ系が少し増えてきました
経年からかドライブ系の故障が多いです
iBook G3 (貝型、白 Dual USB どちらも)の扱いも多いのですが
中古価格と修理費を比較した場合、対費用効果という観点から
二の足を踏まれるお客様が多いようです

それでは、また

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